訪問看護とペット
訪問看護に就職して4年目になる看護師のたけうちです。
それまでは病院で働いてきましたが、親の看取りを経験してから訪問看護に興味を持ち、
崖っぷちのアラフォーですが、この世界に飛び込みました。
紆余曲折を経ていますが、今の訪問看護の仕事は楽しいです。
100人100通りの生き方、考え方があり、大切なことが違います。
在宅では、その考え方を反映できる場であり、微力ながらその人らしさを支えるお手伝いができることに
よろこびを感じることができます。在宅でその人らしく生活されている姿を間のあたりにする時に、私は
元気を頂いて帰ってきます。有難いです。
そんな私が仕事をして一番影響を受けたことが、家族の一員として飼われているペットたちです。
訪問先で様々なかわいいペットにも出会うことができました。
家族のように大切にしているペットを見ているうちに、ペットの役割の大きさに気付き、我が家でも子供
たちを癒してくれるのではないかと、初めて猫を飼うことにしました。それが、五右衛門という猫です。
とても気が小さく、可愛い猫です。今では我が家のナンバーワンになりました。そのうちに五右衛門にお
嫁さんを迎え、子どもが生まれていつの間にかビッグファミリーになっていました。
元気ならばよいのですが、最近2匹が病気になり、在宅で点滴をしたり介護をしたりと、すっかりペットの
在宅看護も経験しました。いろいろな面で在宅看護はまだまだ奥が深いです。生涯訪問看護の仕事で学ばせ
ていただけたらと思っています。
この仕事と出会えたことに感謝です。一緒に働いている皆様に感謝です。訪問させていただき、人生の
大先輩の方々に感謝です。最後に我が家の家族、猫たちにも感謝です。
文責:あい訪問看護ステーション 看護師たけうち
2019年10月7日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記。