医療機関研修・修了生の声

医療機関研修・修了生の声

医療機関研修とは

本研修は、緩和ケア病棟において訪問看護師が研修することで、地域の訪問看護師のがん看護の質を高めたいと願い企画いたしました。ご参加くださった皆様から、多くの学びを得られたとの感想をいただきましたので一部をご紹介いたします。

医療機関研修・修了者生の声(2016年度)

Aさん(30代、看護師・保健師、看護経歴14年)
Bさん(30代、看護師、看護経歴16年)
Cさん(40代、看護師、看護経歴28年)
Dさん(20代、看護師、看護経歴1年8ヵ月)
Eさん(20代、看護師、看護経歴5年)
Fさん(40代、看護師、看護経歴23年)
Gさん(30代、看護師、看護経歴19年)

◎Aさん(30代、看護師・保健師、看護経歴14年)

研修内容「緩和ケアの実際を学ぶ」
緩和ケア病棟は、最期を迎えるための場所ではなく、最期の時間を過ごすところ、そして苦痛を取り除くために過ごすところである。そんな大切なことを学べました。今後、患者さんに緩和ケアや病院を紹介するときに、具体的に説明していきたいと思います。

◎Bさん(30代、看護師、看護経歴16年)

研修内容「緩和ケアの実際を学ぶ」
入院の受け入れや外来面接を見せていただき、病院側にとって知りたいことや困ることを教えていただきました。どのように伝えたらいいのか戸惑う部分も、そのまま伝えていいことがわかり、ハードルが下がった思いです。緩和ケアホスピタルへの入院を考えている方への紹介が、とてもやりやすくなりました。もっと多くのナースに体験していただきたい研修です。

◎Cさん(40代、看護師、看護経歴28年)

研修内容「訪問看護、緩和ケア実習」
緩和ケア病棟に入院希望のある方との面談、入棟審査、病棟での緩和ケアの実際について学ぶことができました。今後の連携に活かしていきたいと思います。連携機関の現場を体験することは、患者さんや家族に対してより良い支援を提供することにつながります。今後、施設、通所サービス、ヘルパー事業所等で同様の研修ができると良いと思いました。

◎Dさん(20代、看護師、看護経歴1年8ヵ月)

研修内容「がん看護1日体験研修」
病院で行われているがん治療(化学療法、放射線療法)、副作用への対応、入院している患者さんの生活状況を把握し、訪問看護の現場でも活かしたいと思って参加しました。病院におけるターミナルケアの実際を見ることができる貴重な体験ができました。緩和ケア病棟に入院したら最期までそこで過ごすというのではなく、自宅に帰る選択肢があることも知りました。療養場所に悩む方々にぜひ伝えていきたいと思います。比較的年齢層の低いステーションで働いているため、経験豊富な先輩たちとのふれあいは本当に勉強になります。

◎Eさん(20代、看護師、看護経歴5年)

研修内容「がん看護1日体験研修」
がん患者が入院中に医療関係者からどのような説明を受けているのか。自宅に帰ったときにどんなことが不安に感じるのかを知りたいと思い、研修に参加しました。症状の不安だけでなく、経済面についても考える必要があることを知りました。研修先の越川病院では、入院前に診療相談を行っていて、患者さんの今後の生活の場をどこにするのかを医師と看護師と一緒になって話す場が用意されています。最初の関わりとして、とても良い制度だと思いました。この診療相談の場に参加できたのが大変有意義でした。

◎Fさん(40代、看護師、看護経歴23年)

研修内容「がん看護1日体験研修」
緩和ケアで実施されている看護・管理・連携を学ぶことが研修に参加した理由です。入院前の診療相談で、越川病院の特徴・流れ・方向性をよく理解することができました。今後、在宅診療から緩和ケアを希望する人たちへの助言ができるようになったと思います。病院→在宅→緩和ケアの連携の必要性を強く感じました。患者さんや家族の特徴を見極め、どの緩和ケアがあっているのか、正しい助言をおこなえるようになっていきます。

◎Gさん(30代、看護師、看護経歴19年)

研修内容「がん看護1日体験研修」
「在宅で最期を迎えたい」と考える方が増えています。今後もそのニーズが増えていくことが予測されるため、緩和病棟との連携を学び、今後の看護に活かそうと思いました。急性期病院、在宅、緩和ケア病棟と、さまざまなステージがありますが、自己決定を尊重しつつも適切な情報提供を行っていくことが大切だとわかりました。その際には決して感情的にならず、正しい情報を伝えられるようになりたいと思います。

私たちの思い

私たち訪問看護師は、がん看護において利用者さんやご家族が最期を過ごす場を決めていく時間をともに共有することができる立場にいます。最期までおうちで過ごすことを選ぶ方もいれば、ホスピスを希望される方もいます。訪問看護師が、利用者さんの住みなれた地域の緩和ケア病棟と連携を取り、どのようなケアが行われているのかを知って、情報共有をすることは、利用者さんの願いをかなえるためにとても力強いことだと思います。
今後もこの研修を継続し、緩和ケア病棟の看護師と訪問看護師が学びあい、ひとりでも多くの利用者さんの力になれるよう、努めていきたいと思います。(f)

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