2019/2/10 多摩市健幸まちづくり

2019/2/10 多摩市健幸まちづくり

昨日の雪とはうってかわって、良い天気となりました。今日は永山公民館で多摩市健幸まちづくりシンポジウムに参加してまいりましたので、ご報告します。

テーマは「知って安心、知って得する! ~身近で支えるメンタルヘルスから認知症ケア~」です。多摩市からは市内の医療・介護事項の報告、市内の医療機関の院長4名と多摩市医師会長からは取り組みについてご講演いただきました。

前半は、市内の医療機関の取組みとして、各施設が医療支援をどのように展開してきたかその歴史や役割、他施設と連携している特徴などを知りました。

後半は、前半の話題提供から、会場より質問を受けて答えるパネルディスカッションでした。質問内容は治療薬、医療連携、相談先など住み慣れた地域で生活していく中で気になることばかりでした。

認知症は病気がきっかけでしたり、歳を重ねていくことで、誰もが経験するかもしれない、認知・思考面に生活上不具合を生じる症状です。それには早期対応していくことが大切であり、治療には処方薬だけでなく、生活環境や一緒に暮らしたり見守る家族の介護意識を整えていくことも大切となります。体の怪我や病気と異なり、一見してわかりにくい認知症はそもそも早期対応がしにくいのも課題です。もし自分でも家族でも「あれ?」と感じたら、相談先として市の包括支援センター、ケアマネージャー、医療機関や医師会の相談窓口などあります。そこから、かかりつけ医や専門機関への受診が提案されます。また、訪問看護ステーションのスタッフにもお声かけください。一人では悩まないことが大切であり、相談をしていただくところから、認知症の早期対応になると感じました。

文責:あい訪問看護ステーション 作業療法士 白子

 


2019年2月10日  カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記

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