対象者・サービス内容

対象者・サービス内容

対象者

病院への通院が困難な方が対象です

・心身の病気や障がいで外出が困難な方
・重症心身障がい者、障がい者
・寝たきりの方、認知症の方
・退院後のご自宅での医療ケアが必要な方
・がん末期など終末期の方
・ご自宅での看取りをご希望の方

サービス内容

医師がご自宅に定期的に伺い、診察します

病状・健康状態の確認 体温、血圧、脈拍、呼吸、皮膚の状態確認
医療処置・管理 点滴、注射、薬の投与、傷の手当て、人工呼吸器、気切カニューレ交換、経管栄養(経鼻、胃ろう、腸ろう)、在宅自己注射、尿道カテーテル、膀胱留置カテーテル、人工肛門、中心静脈栄養、在宅酸素療法など
検査 血液検査、尿検査、便検査、心電図、腹部・心臓超音波検査、単純レントゲン検査
環境整備の提案 自宅環境の整備や福祉用具に関する提案
認知症ケア 認知症介護の相談、生活リズムの調整、コミュニケーションの支援
終末期の医療(ターミナルケア) がん末期などの疼痛コントロール、看取りのケア、精神的な支援
精神面のケア 不安感、気分の落ち込み、うつ状態の対応
ご家族のサポート ケアの方法に関するアドバイス、介護者の健康状態の確認、悩みや不安などの相談対応

※上記以外の医療的処置もご相談ください

料金

以下は基本的な料金の目安です。病気の種類や医療機器の装着などにより金額が変わります。くわしくはご相談ください。

(例)月2回、訪問診療を利用した場合

ご自宅 施設(グループホーム・有料老人ホームなど)
医療保険 1割負担 7,660円~8,560円/月 3,280円~3,900円/月
医療保険 3割負担 22,000円~24,700円/月 7,670円~9,530円/月

※上記の金額には、訪問診療費・交通費・居宅療養管理指導料を含みます。

ご利用の流れ

1. お問い合わせ・ご相談 入院先からご自宅に戻りたいと考えた時、在宅療養が必要になった時など、まずはお気軽にお電話ください。
2. ご状態の確認 相談員より、患者さんのご病状や医療費など、訪問診療を開始するうえで考慮する情報(診療情報提供書など)をお伺いします。
3. 訪問日の調整 患者さんやご家族のご都合、医師のスケジュール、ご入院先の病院の状況などをふまえ、日程調整いたします。
4. 訪問診療スタート 医師が定期的に訪問します(月2回程度)。
・ターミナルの方などは訪問回数を増やして対応いたします。
・緊急時は夜間、休日なども対応いたします。
・定期的な訪問診療の場合、処方箋を発行いたします。
お薬をご自宅にお届けする薬局のご紹介もいたします。

Q&A よくある質問

Q1 訪問診療と往診の違いは?

A. 定期的に患者さんのご自宅を訪問し診療するのが「訪問診療」、突発的な緊急時など、患者さんの求めに応じて行くのが「往診」です。訪問診療は、さまざまな病気や障がい、脳卒中や悪性腫瘍などに対して、あらかじめ計画を立て、定期的に診療します。月2回程度が標準的です。また緊急時は24時間対応で往診もします。

Q2 入院と同じ医療を在宅で受けられますか?

A. CT検査や手術などを行うことはできませんが、病態によっては、ほとんどすべての治療が可能です。たとえば肺炎は、酸素療法と化学療法(抗生物質の投与)で治療しますが、在宅でも十分可能です。他にも、胃ろう管理や点滴、終末期の緩和ケア、看取りまで、患者さんの希望と生活を最優先した医療がご自宅で受けられます。

Q3 がんの痛みも在宅医療で大丈夫?

A. 在宅医療でも緩和ケアは可能です。痛みを緩和する薬には、経口薬をはじめ、皮膚に貼る薬や座薬、注射などがあり、それらを適切に組み合わせることで、多くの痛みは軽減できます。また、モルヒネなどの医療用麻薬は在宅医療でも使えます。また、身体的な痛みだけでなく、住み慣れたご自分の家で安心して過ごすことで、患者さんの精神的な痛みを緩和できることも、在宅医療の良い点ではないでしょうか。

Q4 在宅医療はお金がかかりませんか?

A. 病気や年齢、収入や保険の種類によっても金額は変わってきますが、入院や施設での療養と比較すると、在宅の方が低く抑えられることが多いです。高額療養費制度を利用すれば上限がありますし、難病の場合は所得に応じて支払い限度額が設定されています。まずはご相談ください。

Q5 ひとり暮らしでも可能でしょうか?

A. 当院でも、独居で訪問診療を利用されている方はたくさんいます。訪問看護や訪問介護、ご近所の方などと上手に連携することで、在宅療養を継続できます。またおひとりで亡くなっても、訪問診療を利用していれば医師が死亡診断書を作成することができます。